大雪の日に自動車を運転する際の注意点と準備しておく雪害対策グッズ

防災対策
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11月中旬ともなると北日本や日本海沿岸部ではそろそろ雪が降りはじめる時期ですね。
地域によっては公共交通機関が少なかったり寒くて歩きたくなかったりで自動車で移動することも多いかと思います。

地元の方であれば毎年訪れる雪の季節ということで車の雪対策も万全かもしれませんが、スキーやスノーボードといったウインタースポーツで遊びに行く場合など普段は雪が滅多に降らない関東や太平洋側にお住まいの人たちは慣れない雪道に驚くことも多いはずです。

主に普段は大雪に慣れていない方が自動車の運転で気を付けることとマナー、雪対策についてお伝えしていきます。

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大雪が降りやすい地域はどこなのか?

日本において雪が積もる地域、特に豪雪地帯はどのあたりなのかですが、以下のように国土交通省(平成29年)が作成の豪雪地帯は「国土の半分が豪雪地帯」として指定されています。

東西・南北に細長い日本の国土ですが約50%が雪が降るというか”豪雪地帯”となっているとは驚きです。

実際に北海道、東北・北陸、関東・近畿地方の一部が含まれていますが、人口比率でいうと約15%となっていますので山間部が多い状況です。

雪による災害(雪害)の代表的なものとして、斜面での雪崩、屋根の雪降ろしなど除雪時の転落、路面の凍結による歩行者の転倒や自動車事故など挙げられます。

大雪時に自動車を使うにあたって気を付けること

冬場の豪雪地帯で歩いている人を見かけることは都市部に比べて明らかに少ないものです。できることなら少しでも暖かく安全に移動したいと誰しもが思うはずです。

大雪時の移動手段として公共交通機関が少ない地域ではほぼ自動車の一択となるでしょうが、スキーなどの観光客やお正月の帰省といった普段は雪道を走行することがなく不慣れな場合は非常に注意が必要です。

自動車を動かす前のチェック

大雪の翌日の朝に車がなだらかな丘?楕円体?という車体の色も真っ白で上げていたワイパーの先端が少し見えるだけという経験を思い出しましたが、まず車を動かせるように雪をかき出すだけで重労働ですよね。

自動車を動かす前に安全に運転できるように次のようなチェックをしておいた方が良いでしょう。

車の雪降ろし作業

自動車に積もった雪は、十分に取り除いておきましょう。

積もった状態のまま車を発進させると、今まで積もっていた雪が道路や歩道にずり落ちてしまい危険です。
ブレーキを踏むと天井部分の雪がフロントガラスへ落ちてくる可能性があり視界不良となりますし、アクセル加速時は後ろへ雪を落としてしまい後続車が危険にさらされることになります。
またカーブでは遠心力によって対向車線や歩道へ雪がすっ飛んでいくこともあり得ます。

マナーとしてだけでなく危険回避のためにもしっかり積もった雪を取り除きましょう。

積雪や凍結したフロントガラス/ワイパーの確認

フロントガラスから積もった雪を落としますが、同時に凍っていることもあります。

この場合は解氷スプレーやスノーブラシを使って雪や氷を溶かす方法がおすすめです。その他にお湯(ぬるま湯程度)をかける方法も考えられますが、ガラスの表面とお湯の温度差が大き過ぎるとフロントガラスが最悪割れてしまうこともありますので少なくとも熱湯はおすすめはできません。

運転時に気を付けること

自動車を動かす前は人を傷つけることは基本ありませんが、実際の運転では事故による自分自身のケガだけでなく他人を傷つけてしまう可能性があります。特に積雪時は視界不良やスリップによる事故の可能性がより高まりますのでいつも以上に注意が必要です。

道路の路面状況

雪が降っている状態であれば積雪でタイヤが滑ってしまうことがありますし、吹雪ともなれば視界が悪くなり車間距離をいつも以上に確保していたとしても先を走る車が見えないことさえあります。

また雪が降っていない場合でも夜間の冷え込みによる温度低下や日陰、トンネル内、橋げたなどで路面が凍結してしまっている可能性があります。

ハンドル/アクセル/ブレーキ操作

すべての操作をいつも以上に丁寧で慎重に操作することが必要です。

雪道を走行する上でのマナー

いつも生活している地域であれば「この辺りではあの時間帯は渋滞しやすいよね」とか「あそこの交差点は見通しが悪いから少し遠回りでもこちらから行こうかな」と土地勘がありますよね。しかし普段滅多に行かない場所で大雪となってしまったら怖いですよね。

自動車の運転は法律によって制限速度や通行できる時間帯など決められていますが、その地域でローカルルールとも呼べるような制限が存在するのも事実です。

特にいつも以上に雪道でのマナーとして

路上駐車の禁止

ただでさえ雪によって走行できる道路幅は狭くなっています。大雪で危ないからと言って車を駐停車してしまうと渋滞の原因となり、車両を回避するためのハンドル/アクセル/ブレーキ操作も増えて事故の原因となってしまいます。どうしても車を停める必要があれば最寄りの駐車場や道路脇の待避所(チェーン取付け場)に行きましょう。

スノータイヤ/チェーンの装着

「今日は天気も良いし雪は大丈夫でしょ」といって夏用のタイヤで積雪地帯へ行くのは危険です。高速道路インターチェンジを降りて近くの道路は大丈夫だったとしても、スキー場など山間部にあることが多く木陰や橋、トンネルのような日陰では積雪もですが凍結している恐れもあります。

雪道を自動車で走行するときは、スノータイヤ(スタッドレスタイヤ)は必須として、凍結している可能性も考えられるならばチェーンも車載しておくべきでしょう。

まとめ

積雪時の自動車走行に不慣れな場合、車を動かす前から運転操作に至るまで様々な点で異なることが多いため注意が必要です。

  • 車に積もった雪は運転前にしっかりと取り除いて置かなければ、自分への視界不良や他車を危険にさらす可能性がある。
  • フロントガラスが積雪/凍結している場合、解氷スプレーを使用すること(雪や氷を溶かすために熱湯をかけるとガラスが割れる可能性あり)
  • 道路は積雪時もだが凍結時に注意!運転時のハンドル、アクセル、ブレーキ操作は丁寧で慎重を心がけること。

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