留守がちな家への防犯対策にはタイマー式照明がおすすめ

防犯対策
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仕事の帰りが遅い/出張が続いている/長期休暇での旅行などで自宅に人の気配がない状態が続いていませんか?空が明るい間は在宅しているかどうか分かりづらいですが、夜間は家の電気が点灯しているか否かで簡単に判断できてしまいます。

夜間にいつも明かりが点いていなければ「少なくともこの家は夜に人がいない」と気づかれてしまい空き巣の被害に合う可能性も高まります。

今回は主に夜間の空き巣対策としてタイマー式照明を設置するメリットを考えていきます。

空き巣に狙われやすい家の特徴

まずどのような家が空き巣被害に合う可能性が高いのでしょうか?

空き巣の犯人の立場になって考えてみると、
お金を持っていそうな家に安全に侵入してお金や高価な物を持っていきたい
ですね。

侵入しやすい・したい家の特徴として以下のような項目が挙げられると考えられます。

ポストに新聞や広告などが溜まったまま

集合住宅、一軒家に限らずポストに大量の広告や数日分の新聞が入ったままで場合によってはポストに入りきれず外にはみ出してしまっているような状況になっていると、暫くの間 人がいない(もしくは大雑把だと)判断されてしまうでしょう。

つまり空き巣犯に目を付けられてしまうことになるのでポストの中は例え不要な広告が多く入っていたとしてもこまめにチェックしておくことが必要です。
新聞は長期間に家を留守にする際は、連絡をして不在期間は新聞を投函しないように止めておくことが良いでしょう。

長期に渡って人の気配がない

仕事での出張や休暇中に長期に渡って人が住んでいる気配がない場合、空き巣に狙われやすいことになるため不在であることを分からせないように夜間には自動的にライトを点灯する設定にしておくなどの対策を講じておくことが好ましいです。

簡単に人が隠れることができるスペース(塀や木々など)がある

一軒家の場合、プライバシーを守る・敷地の境界線をはっきりさせるなどで隣の家との間に塀の設置や木々を植えていることが一般的です。
塀や木々の植え込みがあると人が隠れることができてしまうデッドスペースが発生します。もちろんこのデッドスペースを無くすために塀の撤去、木々を切ってしまうことは現実的ではありません。

この対策として塀や木々と家屋との間(通路)にはできるだけ不要な物を置かないことが効果的です。また人感センサー式ライトでの光や防犯砂利の音によって空き巣犯が入りたくない状況を作っておくことも効果的です。

集合住宅の場合、階層建てが多いですが特に1階の方は高層階に住んでいる方より気を付ける必要があります。1階だと侵入経路として玄関ドアだけでなくベランダ等の他の場所も考えられるためです。

アパートなどはベランダの高さが低めで容易に乗り越えることができてしまいます。不在中に一旦ベランダの中側へ入られてしまうとベランダ自体が死角となっていまい、窓を割るなど犯人が準備・作業する時間を作られてしまいます。

まず空き巣犯に侵入しようと思わせないように対策しておくことが重要です。

周囲の環境音が大きい

家自体のことではありませんが、周辺の音が大きい地域に家がある場合には注意が必要です。例えば電車の通る線路沿い、大きな幹線道路沿いに家が建っているような立地条件です。

車や人の通りが多いことで空き巣が侵入しずらいと思うかもしれませんが、むしろ逆に車や電車の走行音で空き巣が入ろうとしている際に多少の音が立ったとしても気づかれ辛く被害に合いやすくなります。また逃走を考えても目立ちにくくなるため狙われやすくなってしまいます。

住人の生活サイクルを把握されている

空き巣犯も思いつきで侵入する家を決めてはいません。侵入しようとする家の状況(いつ頃に帰宅しているのか、周囲の環境)を事前に何回も調査した上で決めています。
(実際にうちが空き巣被害に合ったときに状況を確認しに来られた警察官より伺いました)

普段の生活サイクルを変えることは仕事や学校、様々な付き合いを考慮すると難しいですが、家に人が居なくても在宅しているかのような状態を作りだしておけば空き巣犯もターゲットにし辛いと考えられます。

空き巣への対策

空き巣からの被害を防ぐために必要な代表的なこととして「光・音・人の気配」があると考えます。

日本では多くの地域で家が密集しているため、「大きな音を出す」ことは空き巣対策を行う以前の問題として自ら騒音問題として周囲と軋轢を生んでしまう可能性があります。また夜間では人通りの多い地域に住んでいたとしても「夜間には人の通りが少なく」なります。

空き巣被害に合わないために簡単な方法としては、「夜間には家の電灯を点ける」ことで犯人に侵入しようと思わせないことが大切だと考えます。

人の居ない夜間にはタイマー式照明を点灯

不在時でも電灯を点ける方法としてタイマー付き照明を使用することがリーズナブルかつ効果的ではないでしょうか。
一昔前までは照明の明かりとして蛍光灯が使われていましたが、現在ではLED照明が主流になってきています。

その他の対策

夜間の照明を点灯させておく以外の主な対策を以下に挙げておきます。

  • お庭のある家では、防犯砂利を敷いておく
  • 防犯カメラの設置
  • ホームセキュリティの契約を行う

おすすめのタイマー機能付き照明

LED照明の主なメリットとして蛍光灯と比較し”省エネルギーかつ長寿命、明るい”ですので、不在時に照明を点けておくと「電気代が高くなり、電灯の交換が必要となる」というマイナスの影響は少なくできるためおすすめできます。

また現在ご家庭で使用中の照明に中間アダプター的なコンセントなどの機械を追加することで照明機器を買い替えることなくリーズナブルにタイマー機能を使用できるようになるためおすすめです。

タイマー機能付きLED照明

タイマー機能に加えてスピーカーも内蔵しておりスマホから音楽の操作もできてしまうすぐれものです。

タイマー機能付きコンセント

使いたい機器との間にこのコンセントを挟むことでタイマーON/OFFなどいろいろな操作をスマホでできてしまいます。またコンセントであるため照明以外の様々な電化製品を遠隔操作できるようになります。

自宅のスイッチを押してくれるリモートボタン

家の電源ボタン付近にリモートボタンを設置することでアームが動き機械的にボタン操作をしてくれます。このため照明機器以外の電化製品へも使用することができます。

まとめ

自分の家には目ぼしい高級品や現金は置いていないから空き巣が侵入するわけがない、余程 宝くじの方が当たる確率が高いなどと考えてしまいがちです。

しかしどんな家でも空き巣被害に合う可能性はゼロではありません。
特に夜間 自宅に誰も居らず長期間に渡って人のいる気配がしない家では被害にあう可能性は高くなります。仕事や学校など生活サイクルを変更することは簡単ではありませんが、対策を事前に取っておくことにより被害に合う確率を低くすることができます。

空き巣犯に対して不在を在宅中として認識させる方法として、タイマー式や遠隔操作により照明を点灯させることで空き巣被害に合う可能性を少なくすることができますので、留守がちな家へ導入することは効果的です。

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