防災グッズを揃えようと思っても「何から始めればいいのか分からない」と感じたことはありませんか? おすすめリストや売れ筋ランキングを見ても品目が多すぎて、結局どれが自分に必要なのか判断がつかない…という声もあると思います。
一般的な優先順位はあります。ただしそれは「平均的な家庭」を想定した並びなので、ご家庭の事情(家族構成・住まい・平日の過ごし方など)によっては本当に必要なグッズや優先順位は少しずつ変わってきます。
そこで今回は防災グッズの一般的な優先順位を整理した上で、7問の質問に答えるだけであなたに必要なグッズTOP5と防災タイプが分かる当サイトの無料ツール「防災グッズ診断」を作成しましたのでご紹介します。
防災グッズの一般的な優先順位
まず土台として防災の教科書的な優先順位を確認しておきましょう。多くの自治体や公的資料が推奨する順番は、おおよそ次のようになります。
- 命を守る備え:ヘルメット・軍手・懐中電灯・ホイッスル
- 数日を生き延びる備え:飲料水・非常食・携帯トイレ
- 情報と連絡の備え:携帯ラジオ・モバイルバッテリー・予備電池
- 衛生と体温の備え:ウェットティッシュ・ブランケット・カイロ
- 家族の事情に応じた備え:ミルク・オムツ・持病の薬・ペット用品
この一覧は当サイトの「防災グッズおすすめランキング」でさらに詳しく解説しています。まず全体像を押さえたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

でも「わが家に必要な備え」は家庭タイプで変わります
一般論の優先順位は出発点として大切ですが、実は同じ「3人家族」であっても、家族の年齢構成や生活パターンによって優先すべきグッズはかなり変わります。いくつか例を挙げてみましょう。
- 子育て世帯:TOP5の一部が「粉ミルク・液体ミルク」「離乳食」「紙オムツ」に置き換わる。おしりふきや母子手帳のコピーも重要
- 高齢の家族と暮らす世帯:「持病の薬」「お薬手帳のコピー」「大人用紙パンツ」が上位に。杖や介護用品も忘れがち
- 一人暮らし:万一のときに助けを呼ぶ「ホイッスル」が上位に。孤立を前提にした情報系(ラジオ・充電器)の重みも増す
- 通勤・通学が遠い方:外出先で被災する前提で「携帯充電器」「歩きやすい靴」「レインウェア」が優先。オフィス備蓄の視点も必要
- マンションの3階以上にお住まい:断水時にエレベーターが止まるため「携帯トイレ」「ポリタンク」の優先度が跳ね上がる
こうした事情は一般ランキングだけでは拾いきれません。

つまり同じ「防災グッズTOP5」でも家によって中身が全然違うってこと?

そうなんです。同じ量の予算と収納場所を使うならばご家庭の事情に合わせて選んだほうが「いざ」というときに困りません。こちらの診断ツールを使うと、わが家用のTOP5が1〜2分で分かりますよ。
あなたに必要な備えTOP5が分かる「防災グッズ診断」を作りました
診断で分かる6つの防災タイプ
質問への回答から、あなたはこのうちのどれかに分類されます。
- 子育てまもりタイプ:小さなお子さまがいるご家庭向け。ミルク・オムツ・離乳食が上位に
- みんなの世話役タイプ:高齢のご家族やペットと暮らす方向け。配慮が必要な家族の分まで備える
- 通勤サバイバータイプ:職場や学校が遠い方向け。外出先で被災する前提の備え
- おうち防災はじめてタイプ:「まだ何もしていない」方向け。まずここから、の基本セット
- そなえ仕上げタイプ:既に持ち出し袋も備蓄もある方向け。見落としがちな弱点を埋める提案
- コツコツ備えタイプ:いいペースで備えを進めている方向け。次の一歩を提案
タイプの判定は住まいのタイプ・家族構成・平日の過ごし方など複数の要素を組み合わせて決まります。同じ家族でも生活が変われば結果も変わる仕組みです。
使い方は7問答えるだけ
質問は次の7つです。すべてタップの選択式で文字入力は一切ありません。
- お住まいのタイプ(戸建て/集合住宅の階数)
- 一緒に暮らしているご家族(あてはまるものすべて)
- 平日の日中はどこで過ごしていますか
- 停電や断水が数日続いたら、いちばん不安なのは
- 今の備えはどのくらい進んでいますか
- お住まいの地域で心配な災害は
- 備えについていちばん近い気持ちは
回答に応じてタイプが決まり、それに合わせたTOP5と「あわせて備えたい3品目」が結果画面に表示されます。
診断結果はこう活用する
診断して終わりではなく結果を防災の実行につなげるところがこのツールの狙いです。
- TOP5から順に揃える:予算や収納の都合で全部いっぺんに揃えるのが難しくても上位から順に手に入れていけば、限られた枠で最大の効果を得られます
- 各品目の詳しい選び方を記事で読む:一部の品目には「詳しい選び方を見る→」のリンクが付いています。当サイトの関連記事に飛べるので実際の商品選びに使えます
- 必要な「量」は備蓄量計算機で:水や食料の必要量は家族の人数と日数で決まります。TOP5の品目に加えて具体的な量を知りたい方は姉妹ツールの備蓄量計算機と組み合わせるのがおすすめです
- URLで家族に共有する:「URLをコピー」ボタンで診断結果のリンクを作れます。LINEなどで送ると、家族も同じ結果を見られるので買い物の分担がしやすくなります
- 印刷して手元に置く:「印刷する」ボタンで結果を紙にできます。冷蔵庫や持ち出し袋に貼っておくと点検のたびに見返せて便利です

診断とチェックリストを組み合わせれば、うちに何が足りないかがハッキリするね。

そうなんです。もれなく揃えていくには持ち出し袋のチェックリストも合わせて使うと安心ですよ。
持ち出し袋の中身の考え方は、こちらの記事でまとめています。診断結果とあわせて参考ください。

備蓄量の計算はこちらの姉妹ツール導線記事をどうぞ。

よくありそうな質問
Q. 診断結果はどのくらい正確?
診断は公的資料に基づく品目マスタと家族構成・生活状況の組み合わせから機械的に導き出したものです。あくまで一般的な「目安」と考えて、ご家庭ならではの事情(持病・アレルギー・お住まいの地域のハザードなど)に合わせて調整していただくのがおすすめです。
Q. 何度でもやり直せる?
はい、何度でもやり直せます。回答はお使いの端末内に自動保存されるので次にツールを開いたときは「前回の結果を見る」から前回の状態を復元できます。家族が増えたときや引っ越したときなど、状況が変わったタイミングで再診断していただくと、そのときのわが家に合った提案が受けられます。
Q. 家族一人ずつやったほうがいい?
基本的には世帯単位で1回の診断で大丈夫です。質問2で「一緒に暮らしているご家族」を複数選択できるので、家族全員の事情がまとめて結果に反映されます。単身赴任などで生活拠点が別々な場合は拠点ごとに1回ずつ診断していただくと精度が上がります。
まとめ:わが家仕様の防災グッズを効率よく揃えよう
最後にこの記事のポイントを振り返ります。
- 防災グッズの一般的な優先順位はあるものの家族構成・住まい・生活パターンで必要な備えは変わる
- 家庭タイプを踏まえた優先順位を知るには診断ツールが便利
- 防災グッズ診断は7問1〜2分で防災タイプとTOP5を判定
- 診断結果は公的資料に基づくグッズ提案のため根拠のない品目は含まない
- 入力内容は端末の外に送信されず、家族の情報も安心して入力できる
- 結果はURL共有・印刷・備蓄量計算機との併用で家族の実行につなげやすい
防災の第一歩は「何を揃えればよいか」というモヤモヤを具体的な品目リストに変えることです。1〜2分で判定できますので、ぜひ一度防災グッズ診断でご自宅に合った備えを確かめてみてはいかがでしょうか。


